三線全体部分

三線全体部分

1.カラクイ
絃を巻く糸巻きです。先端付近に空いた穴に絃を通して巻いていきます。

2.天(てん)
三線にはいくつかの型があり、その違いに特徴が出るのがこの部分です。

3.絃(げん)
絃は3本あり、ほとんどがナイロン製で出来ており、それぞれ太さが違います。

4.棹(さお)
三線の要である部分。
材質である木の種類によって、価格や音色が変わります。

5.野坂(のさか)
棹と胴のつなぎ目付近のカーブした部分です。

6.鳩胸(はとむね)
天と同様に、三線の型によって膨らみ方にそれぞれ違いがあります。

7.野(の)
棹の表面で、絃が接触する部分です。

8.皮(かわ)
基本的には、人工皮や本物の蛇皮があり、皮の張りの強さによって音色が変わります。

9.胴(どう)
ゴムの木などでできた型枠に、皮を張った部分です。

三線の天部分

三線の天部分

10.糸蔵(いとぐら)
カラクイに糸を巻くスペースです。

11.女絃(みーぢる)
一番細い絃です。

12.中絃(なかぢる)
中間の太さの絃です。

13.男絃(うーぢる)
一番太い絃です。

三線の胴回り

三線の胴回り

14.ウマ
絃を支えて胴に共振させ、音を響かせるための重要な部品です。
ウマは、他の種類もございます。

15.糸掛け(いとかけ)
絃を結んで、猿尾に引っ掛ける役割があります。

16.猿尾(さるお)
棹の末端部分の箇所で、胴の中で棹と繋がっています。

17.胴巻き(どうまき)
胴を保護するのと同時に、三線を構えて固定する時に役立ちます。
様々なデザインや色があります。