落ち着きのある渋い三線!
上等本張りの透き通る様な音色が癒やしを与えてくれます。
米須さんの三線は、どれも最高!
初めての三線。
胴巻きも渋いのを選び 大変満足な物になりました。
これで練習して将来は本張りも購入したいと思います。
その際も 米須三線店さんでお願いしたいと思います。
ありがとうございました。
三線を弾く際に、音を調弦することを「ちんだみ」といいます。
ギターでいえば、「チューニング」と言えば分かりやすいのではないでしょうか。
※「ちんだみ」とは、沖縄の方言で「調弦」といいます。
ちんだみは、三線初心者の方にとっては、少々難しく感じるかもしれません。
なぜなら三線は、カラクイと棹の木の摩擦によって止まっているため、ギターのような間隔で調弦はできないからです。
三線の調弦には、少しコツが要るため、三線職人が画像や動画で、なるべく分かりやすく解説いたしました。
是非ご覧いただいて、三線を楽しく弾きましょう♫
ちんだみをするときは、耳で音を聞いて合わせられるようになることが理想ですが、
三線を始められたばかりでは難しいです。
そこで、正確に音を合わせられるようにするため、「チューナー」を使いましょう。
当店で使用しているチューナーは、以下の商品です。
基本的に、弦楽器で使用するチューナーであれば、どれでも良いですが、
三線に挟めるタイプのチューナーをオススメいたします。
その場合だと、操作も簡単で棹に丁度良く挟めるため、こちらのチューナーが最適かと思います。
上の表は、ちんだみの調弦一覧表です。 三線には大きく分けて、「本調子」「二揚げ」「三下げ」の3つの調弦のパターンがあります。
まずは、基本の曲で一番使われる、「本調子」の調弦ができるようにしましょう。
左の「調子笛」の欄の番号は、音の高さを表しています。
一番左の欄にあるように、数字が大きければ音が高く、数字が低ければ音が低くなります。
※カラオケのキーのようなイメージです。
本調子では、一般的に男性も女性も歌える音の高さは、調子笛「3〜4」の高さになります。
今回は、調子笛「3」に合わせてみましょう。
その場合は、
女絃(みーぢる)を「B」
中絃(なかぢる)を「E」
男絃(うーぢる)を「B」
となります。
それでは、準備が整いましたら一緒に調弦していきましょう!
冒頭でもあったように、ちんだみは少しコツが要ります。
ちんだみのコツは、棹の方向に対して力を入れながらカラクイを巻きます。
※カラクイは、棹の木の摩擦によって止まっているため
それぞれやり方があるので、詳しく解説していきましょう。
動画でも解説していますので、併せてご覧ください。
上記のちんだみの方法が難しい方は、もう一つ動画で紹介していますので、
どちらかやりやすい方法でお試しください。
クリップ式のチューナーは、棹に挟むことができます。
画像では、チューナーの画面をこの解説を見ている人に分かりやすいように向けていますが、実際に使用するときは、ご自身の見やすい方向にチューナーの画面を向けてください。
※チューナーの挟む箇所は、「天」の部分でも問題ございません。
まずは、女絃(みーぢる)の調弦をやっていきましょう。
画像のように、女絃のカラクイを手で握ります。
握り方のポイントは以下のとおりです。
カラクイを上記の通り握ったら、弾きながらカラクイを右回しで巻いていき、
音を確認しながら、チューナーの画面を「B」に合わせていきます。
次に、中絃(なかぢる)の調弦をやっていきましょう。
画像のように、中絃のカラクイを手で握ります。
握り方のポイントは以下のとおりです。
カラクイを上記の通り握ったら、弾きながらカラクイを右回しで巻いていき、
音を確認しながら、チューナーの画面を「E」に合わせていきます。
最後に、男絃(うーぢる)の調弦をやっていきましょう。
画像のように、男絃のカラクイを手で握ります。
握り方のポイントは以下のとおりです。
カラクイを上記の通り握ったら、弾きながらカラクイを右回しで巻いていき、
音を確認しながら、チューナーの画面を「B」に合わせていきます。
これで、「ちんだみ」は完了です!
初めてのちんだみはできましたか?
初めは苦戦するかもしれませんが、慣れてくればどんどん、三線が楽しくなってきますよ♫
もし、上手くできなければ、サポートさせていただきますので、お気軽にご連絡くださいね。