盛島開鐘チーガとは?

琉球王国時代、三線の中で【鳴り】の特に素晴らしい三線を、三線奉行と呼ばれる方が【開鍾(けーじょー)】と名付けていました。

【開鍾】という言葉は、【鐘】のように遠くまで音が響き渡るという意味で付けられています。

開鍾には種類があり、盛島開鍾、城開鍾、湧川開鍾、西平開鍾、アマダンジャ開鍾などがありますが、その中の一つが尚氏由来の「盛島開鍾」となります。

この盛島開鍾に使用されていたチーガが「盛島チーガ」「盛島開鍾チーガ」と呼ばれています。

左側の通常のチーガと比較すると、右側の盛島チーガの内部構造が複雑な計算のもとに作られている事が分かります。

盛島開鐘チーガ

盛島開鐘チーガを使用した三線の音は?

実際に多くの「盛島開鍾チーガ」を使用した三線を製作させていただいてきましたが、確実に【鳴り】と【余韻】が向上します。

特に本張り・人工皮などで強く張ると違いがハッキリと確認できます。

【鳴り】と【余韻】が向上すれば、弾いていて気持ちが良く、また聴いている人の「心」により大きく響きことでしょう。